バージョン1.6 リリースノート
ジョブやセグメントデータ出力先設定でSFTPを指定した場合の接続確認で、
書き込み権限の結果を返すようになります
これまでは、ジョブやセグメントデータ出力先にSFTPを指定した場合、対象のディレクトリの読み取りができれば接続確認の結果は成功としていましたが、ジョブやセグメント出力実行時に、書き込み権限がないことにより処理に失敗することがありました。本仕様変更により、書き込み権限がなく処理に失敗するケースも接続確認時にチェックが可能となるため、実際に出力が実行される前に、書き込み権限の有無による失敗を防げるようになります。
ジョブ実行時にクエリ件数が 0 件の場合、成功/失敗を選択できるようになります
ジョブ作成時、入力元となるRtoaster insight+のクエリ件数が0件の場合に、ジョブ実行時の処理を任意に設定できる機能を追加いたします。ジョブの入力元設定で「クエリの実行結果が0件の場合の処理」を指定することで、クエリの実行結果が0件という状態が異常な場合に、処理を中止して失敗にすることができるようになり、より柔軟にジョブの実行ステータスを管理/把握できるようになります。
テーブル名を変更できるようになります
これまで、ジョブで作成したテーブル名を後から変更することができず、テーブル名を変更する場合は新たにジョブを作成して別のテーブル名に出力する必要がありました。
今後はデータ/クエリ実行画面の各ユーザー定義テーブルから、テーブル名の変更が可能となります。
テーブル名の変更時には、影響対象となるジョブとセグメントビルダー利用設定が表示されるため、合わせて修正を行うことでテーブル名変更により処理の失敗を防ぐことができます。
ジョブ・セグメントビルダー・セグメントビルダー利用設定の詳細画面から一覧に戻った際、検索条件が保持されるようになります
各機能画面の一覧から検索を行った場合、一覧画面と詳細画面間の遷移については指定した検索条件が保持されるようになります。
対象の機能は以下のとおりです。
- ジョブ
- セグメントビルダー
- セグメントビルダー利用設定
これまで、上記機能の一覧画面から検索を行った結果、表示された設定の詳細画面に遷移した後、再び一覧画面へ戻った場合、指定した検索条件がクリアされていました。
今後は一覧画面と詳細画面の遷移時に検索条件が保持され続けるため、同条件の別の設定を確認する際に、条件を指定しなおして再検索していただく手間がなくなります。
ジョブ実行時に取り込み対象ファイルがなく、処理が成功となったケースを確認できるようになります
外部ストレージからデータを取り込む際、前回実行以降でファイルが更新されていないなど、取り込み対象となるファイルがなく、ジョブの実行は成功するがデータの更新が行われていない場合は、ジョブ一覧画面とジョブ詳細画面の〔実行履歴〕で実行ステータスから確認できるようになります。
ジョブ一覧画面で入力元/出力先の限定公開状態が分かるようになります
これまで、ジョブに指定されている入力元/出力先について、公開範囲が限定されている接続先やテーブルが設定されているかどうかはジョブ一覧から確認することができませんでした。
本バージョンアップにより、公開範囲が限定されている接続先やテーブルにアイコンが表示されるようになるため、ジョブ一覧画面から限定公開状態を把握することができるようになります。
ジョブ詳細画面で入力元/出力先の圧縮形式が表示されるようになります
ジョブ詳細画面の〔設定内容〕で、入力元/出力先のファイルの圧縮形式が表示されるようになります。
ジョブの実行履歴を最新の状態に更新できるようになります
これまでは、ジョブの実行ステータスを最新の状態にするには、ブラウザ自体をリロードする必要がありました。
本バージョンアップにより管理画面に追加される「ジョブ一覧を最新の状態に更新」ボタンをクリックすることで、ジョブ一覧画面で検索条件を保持したまま、最新のジョブ実行ステータスを確認できるようになります。
※ユーザー定義テーブル、ジョブ機能のご利用にはRtoaster insight+プランのご契約が必要です。
プラン詳細につきましては、担当営業またはRtoasterサポートセンターへお問い合わせください。