バージョン1.1 リリースノート
Rtoaster action+の参照可能データを追加
Rtoaster action+をご契約いただいている場合に参照可能なRtoaster action+のデータを追加します。
これまでは、Rtoaster action+ご契約サイトのトラッキングログデータのテーブルのみ参照可能でした。
このテーブルはほとんどローデータに近い形での提供だったため、実際のデータ集計やセグメントへの利用時に活用が難しい場面がありました。
本バージョンアップにより、新たに以下4つのテーブルが参照可能になります。
- access_log
- conversion_log
- user_attribute
- user_mapping_log
※現状のrt_tracking_v2テーブルは順次廃止される予定です。
テーブルが整理され、ご利用可能なデータが増えることで、たとえば属性データと購買データを組み合わせるなど、より細かくセグメントを作成することができるようになり、お客様が独自にお持ちのデータとRtoaster action+のデータをRtoaster insight+上で統合することによって、より幅広いデータを活用したセグメントの作成も可能となります。
また、 Googleアカウントを連携することで、各種BIツール(※)からも、これらのRtoaster action+のデータを参照できるようになり、よりRtoaster action+が収集するWebやアプリでのデータ、その他のデータをかけ合わせて様々な角度からの分析にお役立ていただけます。
※ Googleデータポータル・Tableauなど、Google BigQueryに接続可能なBIでご利用可能です。
■ 参照可能となる各種Rtoaster action+データの詳細
- access_log
Rtoaster action+のトラッキングを元に作成したWebアクセスログです。
ユーザーの所属グループ、初訪問フラグ、ランディングページフラグ、離脱ページフラグ、botフラグなどの項目が新たに追加されるため、より細かくWebサイト上での行動をもとにしたユーザー像を把握できるようになります。
- conversion_log
Webコンバージョンログです。
Webアクセスログの一部の内容に加え、コンバージョンページの設定名、セッション情報や購買情報のフィールドが含まれるため、商品別の売り上げ構成などを把握できるようになります。
- user_attribute
Rtoaster action+管理画面で設定したユーザー属性です。
ユーザーの属性を利用したセグメントの作成ができるようになります。
- user_magging_log
ユーザーIDの書き換えを実行したログです。
新しく参照可能となるRtoaster action+のデータはセグメントビルダーを利用することで、Rtoaster action+だけでは作成が難しく、手間がかかっていたセグメント作成を、より直感的に設定して活用いただけるようになります。
※Rtoasterテーブルの詳細はリリース⽇7⽉19⽇以降、Rtoasterサポートセンター掲載マニュアルをご確認ください。