バージョン5.14 リリースノート

2022/04/28

Rtoaster action+管理画面へのログイン認証システムを変更いたします

現在Rtoaster action+の管理機能をご利用いただくためのログイン認証は、Rtoaster action+独自のシステムを利用しています。

Rtoasterは2020年10月に大幅に機能を強化してRtoaster insight+、Rtoaster action+、Rtoaster reach+の3つのプロダクトで構成されるブランドになりました。各プロダクトをシームレスにご利用いただくため、今後のバージョンアップで Rtoasterログイン用アカウント(以下Rtoasterアカウント)の統合を予定しております。

上記アカウント統合に先立ちまして、Rtoaster action+でも、現状Rtoaster insight+とRtoaster reach+で利用しているログイン認証方法へ変更させていただきます。

  • Rtoasterブランドのいずれかひとつのプロダクトにログインしていれば、他のプロダクト管理画面を再ログインすることなくご利用いただけるようになります。
  • Rtoasterブランドのいずれかひとつのプロダクトにログインしていれば、Rtoaster action+に再度ログインすることなく、Rtoasterサポートセンターを閲覧する事ができるようになります。
    ※RtoasterサポートセンターはRtoaster action+とシングルサインオン(SSO)されているため、Rtoaster action+のオペレーター登録は必須となります。

ログイン認証システム変更に伴う詳細は以下のとおりです。

1. ログイン画面が変更となります

ログイン画面変更に伴い、ログインID/パスワードをご利用中のブラウザに記憶されている場合は、本バージョンアップ以降の初回アクセス時には自動入力されませんのでご注意ください。

※事前に現在ご利用中のログインID/パスワードをご確認いただくことを推奨いたします。
※管理画面のURLは変更ございません。

※画像は開発中のものを使用しています。

《パスワードについて》

■ Rtoaster action+のみご利用中のお客様

  • 現在ご利用中のログインID/パスワードは引き続きご利用いただけます。

■ Rtoaster insight+/Rtoaster reach+を合わせてご利用中のお客様

  • Rtoaster insight+/Rtoaster reach+と同じログインID(メールアドレス)でRtoaster action+にオペレーター登録されている場合、Rtoaster insight+/Rtoaster reach+ご利用中のパスワードでRtoaster action+へログインできるようになります。
    バージョンアップ以降Rtoaster action+へログインされる際は、現在Rtoaster insight+またはRtoaster reach+で設定されているパスワードをご利用ください。

2. Rtoaster action+管理者権限を複数のオペレーターへ付与できるようになります

これまで、管理者用のログインIDはご契約に対して一つのみとなっていました。

本バージョンアップにより、Rtoaster action+の管理者権限が複数のオペレーターに付与できるようになります。

※仕様変更後のオペレーターの管理方法等詳細は、バージョンアップ以降、Rtoasterサポートセンター掲載マニュアルをご参照ください。

《今後の管理者用ログインIDについて》

本仕様変更に伴い、現在ご利用中の管理者用ログインIDは今後廃止を予定しております。
お客様におかれましては、バージョンアップ以降、管理者権限を順次オペレーターへ移行していただきたく、ご協力をお願いいたします。

移行手順詳細につきましては、バージョンアップ以降改めてお知らせさせていただきます。

《管理者用ログインIDに紐づくメールアドレスと同じオペレーターIDをご利用中のお客様へ》

現在RtoasterサポートセンターはRtoaster action+とのシングルサインオン(SSO)でご利用いただいております。
本バージョンアップに伴い、管理者用ログインIDに紐づくメールアドレスでオペレーター登録されている場合は、管理者用ログインIDではRtoasterサポートセンターへログインできない仕様となります。

バージョンアップ以降Rtoasterサポートセンターをご利用になる際は、オペレーターID(メールアドレス)でRtoaster action+へログインを行ってください。

▼管理者用ログインIDに紐づくメールアドレスの確認手順

  1. Rtoaster action+管理画面に管理者としてログイン
  2. ログイン後ヘッダーのユーザーアイコン(画面右上)をクリック

3. Rtoasterアカウントページが追加されます

新たに追加されるRtoasterアカウントページで、パスワード変更やログイン履歴をご確認いただくことができるようになります。

※画像は開発中のものを使用しています。

4. 自動データアップロードプログラム・管理画面APIのパスワード管理方法が変更となります

自動データアップロードプログラム、および管理画面API用のログインIDのパスワードは〔オペレーター一覧〕のオペレーター編集画面で管理いただくようになります。

※詳細はリリース日4月4日以降、Rtoaster action+管理画面に掲載するお知らせをご確認ください。
※バージョンアップ時点では現在ご利用中のログインID/パスワードを引き続きご利用いただくことができます。

5. パスワード強度が一部変更となります

現在Rtoaster action+管理画面のセキュリティポリシーで管理しているパスワード強度の一部仕様が、以下のとおり変更となります。

強度バージョンアップ前バージョンアップ後区分
無し文字カウント6以上文字カウント6以上-
文字種数2以上
または
文字種数1:文字カウント8以上
文字カウント8以上変更
文字種数3以上
または
文字種数2:文字カウント8以上
文字種2種以上:文字カウント8以上変更
文字種数3以上:文字カウント8以上文字種3種以上:文字カウント8以上-
最高文字種数4:文字カウント10以上文字種4種:文字カウント10以上-

※デフォルトではパスワード強度「無し」に設定されています。
※セキュリティポリシーはRtoaster action+管理者のみ設定可能です。

本仕様変更は、バージョンアップ以降のパスワード変更から適用されます。
現在ご利用中のログインID/パスワードは引き続きご利用いただけます。

《Rtoaster insight+/Rtoaster reach+をご利用中のお客様へ》

これまでブレインパッドアカウント管理サービスで管理していたセキュリティ設定は、本バージョンアップ以降、Rtoaster action+で設定を変更いただくようになります。

詳細は別途お送りいたしますメール:【Rtoaster insight+】Rtoaster action+次期バージョンアップに伴う変更点のご案内【重要】をご参照ください。

用語変更/追加

以下に記載の表示文言と用語が変更/追加となります。

区分変更前変更後説明
変更サイト名プロパティ名 ※1ご契約ドメイン毎の管理名
変更アカウントIDトラッキングID ※2ご契約プロパティ(ドメイン)毎に発行される
RTA-XXXX-XXXXXXXXXXXX形式の一意の値
追加-RtoasterアカウントRtoaster管理画面を利用するユーザー
追加-RtoasterアカウントページRtoasterアカウントのパスワード変更、ログイン履歴を確認するページ

■ ※1:プロパティ名

これまで「サイト名」と表記しておりましたが、本バージョンアップ以降は「プロパティ名」へ名称を変更させていただきます。
プロパティ名とは、Rtoaster action+をご利用いただくサイト名やアプリ名など、お申し込み時にご申告いただいた管理上の名前です。
トラッキングID、ドメイン、トラッキング数は各プロパティ毎に設定されています。

■ ※2:トラッキングID

これまで「アカウントID」と表記しておりましたが、本バージョンアップ以降は「トラッキングID」へ名称を変更させていただきます。
トラッキングIDとは、プロパティ毎に発行されるRTA-XXXX-XXXXXXXXXXXX形式の一意の値です。
主としてRtoaster action+でトラッキングやレコメンドを行う際に利用します。

操作ログ(CSV)のカラム名変更

用語変更に伴い、管理画面の〔操作ログ〕からエクスポートするCSVのカラム名が、以下のとおり変更となります。

  • 変更前:サイト名
  • 変更後:プロパティ名

※〔操作ログ〕画面はRtoaster action+管理者のみご利用いただけます。

カート内残留アイテムを洗い替えせずにアイテムを追加/削除できるメソッドを追加

Rtoaster.jsメソッドにRtoaster.Cart.add()およびRtoaster.Cart.remove()を追加いたします。
本メソッドをご利用いただくことで、カートページ取得正規表現にマッチしないページで、カート内残留アイテムを洗い替えせずに、アイテムの追加・削除が可能となります。

これまでカート内に既にアイテムが存在する状態でアイテムを追加する場合には、もともとあったアイテムと追加するアイテムの全てをRtoaster.track()メソッド内に記述する必要がありました。

現在の仕様に加え、今回追加されるRtoaster.Cart.add()またはRtoaster.Cart.remove() をご利用いただくことで、カート内残留アイテムを洗い替えせずにアイテムを追加・削除する事ができるようになります。

たとえば、カート内にアイテムAとアイテムBが残留しており、アイテムCの詳細ページで「カートへ追加」ボタンをクリックしたときは、Rtoaster.Cart.add(“アイテムC”) のように対象となるアイテムCを1つだけカートに追加することができるようになります。

■記述例:Rtoaster.Cart.add()

指定したアイテムコードをカートへ追加する場合
<button onclick=“Rtoaster.Cart.add(‘アイテムA')">カートへ追加</button>
カートページURL正規表現設定を行わずにアイテムコードをカートへ追加する場合
<script type="text/javascript">
 Rtoaster.init("RTA-XXXX-XXXXXXXXXXXX");
 Rtoaster.Cart.add(“アイテムA”, “アイテムB”, “アイテムC");
 Rtoaster.track();
</script>

■記述例:Rtoaster.Cart.remove()

指定したアイテムコードをカートから削除する場合
<button onclick=“Rtoaster.Cart.remove('アイテムA')">カートから削除</button>
カートをクリアする場合
<button onclick="Rtoaster.Cart.remove()">カートを空にする</button>
カートページURL正規表現設定を行わずにカートから削除と追加を行う場合
<script type="text/javascript">
 Rtoaster.init("RTA-XXXX-XXXXXXXXXXXX");
 Rtoaster.Cart.remove(“アイテムA”, “アイテムB");
 Rtoaster.Cart.add(“アイテムC");
 Rtoaster.track();
</script>

閲覧学習を行うメソッドを追加

Rtoaster.jsメソッドに Rtoaster.History.add()を追加いたします。
本メソッドをご利用いただくことで、アイテムコード取得正規表現を設定せず、タグ制御で「このアイテムを見た」ことを学習させることが可能となります。

これまで閲覧学習させる際には、管理画面でアイテムコード取得正規表現を設定したうえで、正規表現に合致したリクエストURLで以下いずれかのアイテムコードを閲覧学習対象としていました。

  • URLから参照可能なアイテムコード
  • Rtoaster.item()に格納されたアイテムコード

現在の閲覧学習の仕様に加えて、今回追加されるRtoaster.History.add()をご利用いただくことでも、アイテムの閲覧学習が可能となります。
管理画面で予め正規表現を設定しておかなくても、ユーザーが商品詳細ページに遷移した際に、任意のタグが動作する事でアイテムの閲覧学習できるようになり、パーソナライズされた世界を実現するための方法が増えることになりますので、ぜひご活用ください。

■記述例:Rtoaster.History.add()

アイテムコード取得正規表現設定を行わずに閲覧学習を行う場合
<script type="text/javascript">
 Rtoaster.init("RTA-XXXX-XXXXXXXXXXXX");
 Rtoaster.History.add("アイテムA");
 Rtoaster.track();
</script>